Case Studies事例

中外製薬株式会社さま

中外製薬株式会社 別所成美 様、アディカリ・スバース 様、京極結 様、丸山まゆみ 様

レクリエーション プログラム

ご利用:社内イベント(ダイバーシティウィーク)の一環として
テーマ:コミュニケーション

「レクリエーション」は、遊びを取り入れた楽しめる内容で、企業だけでなく団体、研究会など導入しやすいプログラムです。今回は社内イベントの一環としてご利用いただきました。

考えていることと実際体験したものは違う

まずは今回、レクリエーション・プログラムをご導入いただいた経緯などおうかがいしたいのですが、以前、研究部門のみなさまにスタンダードプログラムをご利用いただいて以来となりますか?

丸山様(以下、敬称略)「そうですね。チームの生産性を高めるため、弊社では人財育成部がシステムコーチングの手法を取り入れた組織開発のプログラムを実施しております。研究本部のグループに3回シリーズのコーチングを実施する際、そのうちの1回にダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)を導入できないかと思ったことがきっかけです。そのグループの目的が“イノベーションを起こすチーム”というテーマでしたので、DIDが既存のやり方にはないイノベーティブな思考を刺激すると考え、実施させていただきましたね」 

別所様(以下、敬称略)「今回は、社内で実施している“ダイバーシティウィーク”イベントの一環として利用させていただきました。当社は2012年頃からダイバーシティに関する取り組みを行っております。その中で、多様な人の力を活かしてイノベーションにつなげていくことを目指し、ダイバーシティをイノベーションに繋げるためのインクルージョンとして、多様性を受け入れ、自ら発信していくことを促進するなどの活動を行っています。 
 ただ、インクルージョンという言葉自体に対して、社員それぞれイメージをもっていると思うのですが、実際体験してみないとわからないことは多いですよね。以前、ダイバーシティ推進室のメンバーでDIDを体験させていただいたことがあり、考えていることと実際体験したものは違うということを実感し、今回導入させていただきました。」

見えないからこそ、コミュニケーションが深まった

実際体験された京極さん、スバースさん、研修はいかがでしたか?

京極様(以下、敬称略)「あれほど真っ暗な状態にいるのはおそらく生まれて初めてで、アテンドの方にも『見ることはさっさと諦めてくださいね』と言われ(笑)、本当に何も見えなくて。でもその分、周りの人の気配、声をかけてもらったこと、手をつかんで歩いたことなど、暗いからこそゼロベースでのコミュニケーションが取れたのかなということを感じました。 
 ふだんのコミュニケーションの中で、たとえばこの人はこの仕事を長く担当しているから、こういう性格の一面があるから、と判断して諦めたり、敢えて飲み込んで言わないことがあるのですが、そういうことを全部取り払った時、自分の気持ちはすごく伝えやすいなって思いました。また、他部署であったり世代が異なる方であっても、暗闇では、元々自分がもっている思い込みとは全く関係なく考えていることを発信できたので、ふだん仕事をしている中でも、まずは伝えるという努力をしないといけないなと強く感じました。」

京極「確かにそうですね。また、知っているつもりでいたメンバーでも、暗闇で『ここだよ』とか『渡すよ』とか思いやりが感じられるコミュニケーションを取ることで、更につながりが深まったということもありました」

いかに言葉で伝えなければいけないか

スバース様(以下、敬称略)「自分は今、臨床試験の試験運用を担当する部署にいるのですが、多くの人と関わりながら物事を前に進めなければなりません。薬ごとにリーダーがいるのですが、自分の判断が正しいか間違いか、わからないままチームを引っ張っていかなければならないこともあります。 
 暗闇での体験はそれと似た状況で、リーダーシップを引き上げる体験になると思いました。また、ふだんは人の顔色をうかがうとか、空気を読むとかありますが、暗闇の中では、それができない。自分が助けられるところは声を出して助けるなど、積極性が出ましたね。今回の研修は、仕事をする上での人との関わり方、いかに言葉で伝えなければいけないか、そしてリーダーであろうが部下であろうがチームメンバーとしての意識が一番大切であるということに気付かされた体験でした」

リーダーシップ、チームワークという面でも効果があったということですね

スバース「そうですね。自分がリーダーと思って行動しない限り、置いていかれると思ったこともあり、声を出して『右です』とか伝えていましたし、そうしないとチーム全体としてうまく機能しないと考えました。この研修は、新たにプロジェクトが始まる前にみんなで体験すればすごいチーム力がつくのではと思いました! 自分がリーダーになったら、自分がお金を出してでもチームを参加させたいくらい、今回の体験は心に残っています」

日常でも、確認ができるようになった

ありがとうございます! ぜひ体験していただきたいです。今もお仕事の場で実践されていることや変化などはありましたか?

京極「思っていることはしっかり伝えないと伝わらないということは、意識して行動できるようになったと思います。以前は、他の人が進めていることにはあまり口を出しちゃいけないのかなと思ったり、リーダーがやっているから自分は言われたことだけやるのかなと思ったりしていましたが、それについてわからないことがあれば素直に聞いてみようと。 
 暗闇では、指示が明確でないと何もできなかったので、たとえば今行っている仕事の方向性がわからなくなったら、確認するようになりました。」

スバース「自分で気付いて意識が変わるというのが、この研修の一番いいところですね。チームワークとかサポートが大切ですとか、日頃耳にすることは多いですが、この研修を体験すると、本当にそうだなということが実感できるので、意識が変わると思います。」


ご参加者様のアンケートより≫

  • 「“つながり”をもっと大切にしたいと思いました。一人ではとても不安なのに、だれかの手があれば怖くない。仲間が大切である気持ちを大事にしたいと思います」

  • 「目標があれば、初めて組んだチームでも成果を出せる」

  • 「最近、skype会議など、音声のみで会議をすることが多くなりましたが、その際にどういう状況なのか、伝わっているのか、どう感じているのか、見えない代わりに声で伝えること、いつも以上に気にかける必要があると思いました」

  • 「暗闇で対話することで、相手の表情を気にせず本音が言えた。また、ふだんはあまり大きく声を出して返事をすることなどなかったのですが、今回の体験で、自分はここにいる!ということを相手に気付いてもらうためにたくさん声を出すことができ、なんだか気持ちが良かった」